インドア派のロンドン滞在記

インドア派ののんびりロンドンライフ。せっかくのロンドン、もっと観光したいけどモチベが…って事でブログを書いてみる作戦に出た模様です。主に観光・旅行・レストラン・カフェ・スイーツ・料理・日々の生活…と時々猫が登場します。

イギリス南西端の港町、コーンウォール(4)

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前回まで:

イギリス南西端の港町、コーンウォール(1) - インドア派のロンドン滞在記

イギリス南西端の港町、コーンウォール(2) - インドア派のロンドン滞在記

イギリス南西端の港町、コーンウォール(3) - インドア派のロンドン滞在記

先日まで旅行続きだったので更新にかなり日を空けてしまいましたが、やっと!コーンウォールの完結編です。

最終日は風化した建物と自然の調和が何処となくラピュタっぽいスズ鉱山の跡地と、ストーンサークルの一つ(Tregeseal East Stone Circle)を見てきました。

 

 まずは朝のお散歩。


こういう石造りの壁を生かした家が多くて、フラッと歩くだけでも可愛いコーンウォール


にょきにょき


これは通りがかっただけで何なのか分からないのですが、すでになんかラピュタっぽい!
青空だったらもっといい写真だったのにこの瞬間だけ曇ってしまいました(悲)


青と緑と石だけなんですが、癒されます。

 

お散歩の後はスズ鉱山の跡地へ。
この地域は一時期スズ鉱山で栄えていたようで、沢山の跡地があって、世界遺産に登録されています。(→コーンウォールと西デヴォンの鉱山景観 - Wikipedia

ミュージアムになっている別の鉱山もあって候補に挙がっていたのですが、今回は時間が合わず入れませんでした。

私達が行ったLevant Mineは跡地がそのまま野ざらしで解放されていて、自由に歩いてみて回る事が出来ます。
(その代わりあちこちに見学スポットが点在しているので、前もって下調べしないと色々見落とした事に後から気づくことに…笑)

 

車を停めて歩いて行くと、まずこちらが。


どーん!

なんかもうこれ宮崎駿感が出てませんか?(私だけ?)

崖沿いに建っているので風も強いし、崩れた建物に緑が被さって、小さな花も咲いていて…しかも崖の先には広がる青い海・青い空!
もうこの辺りで私の頭の中ではラピュタの主題歌が流れています。


かっこいい。


こんな風に中にも入れちゃいます。
狭いですが、薄暗さと崩れ具合、さらに苔なんかも生しちゃってて廃墟マニアの方とかたまらないんじゃないかなぁって雰囲気でした。

私は別に廃墟マニアではないんですが、それでもちょっとワクワク。
殆ど人も居ないのでそれもまた雰囲気に拍車をかけます。

 


反対に回るとこんな感じ。

 


基本はほったらかしですが、こんな風に説明がついていて歴史など少し学ぶことが出来ます。

 


海のすぐ傍で眺めも抜群。(ちなみにまだ頭の中はラピュタ


体験コーナーなどもあったり。意外と充実。

 

鉱山跡から帰る途中、こんな階段が。


階段:「来いよ!」


雰囲気ばつぐん。
旅行先で古い塔があったらまず上る派の私達夫婦、義務感から上ります。


上からの眺め。やはり自然が広がるここはコーンウォールそろそろ飽き…綺麗ですね☆


えっ何これこわい…な底のよく見えない穴があったり。

これも鉱山の一部だったんでしょうか、特に標識もなく謎でしたが冒険気分で楽しかったです。


この後は義理父の希望でストーンサークルへ向かいます。

私あまりこういうの詳しくなくて、てっきり大きな石で円を作ってたりするのってストーンヘンジだけなのかと思ったら、コーンウォールだけでも沢山あるみたいです。地味にびっくり!

(私実はまだストーンヘンジに行けていないのですが、写真見る限り規模は全然違いますねw
早く見に行きたい~。)

 

少し離れた所に車を停めて、歩いて向かうと…


うまー!!
馬:「モシャモシャ…」

熱視線を送ってたらなんとこっちに来てくれました!!

しかも触らせてくれる大サービスw(内心若干ビビる)


気持ちよさそう。

さらに進むと大量の蝶が忙しく飛び交う通りもあったり。

広い場所に出たと思ったら、今度は遠くに石の大きな何かが。
この時は時間があまりなかったので、気になりましたが近くに行くのは断念。

 

ついたー!


コーンウォール自体人が少ないのに、車に乗って歩いて…って感じでアクセスの悪いこちらはもうガラガラでした。地元の方に1~2人会ったくらい。


ただただ自然が広がります。

義理父について行っただけでよく知らなかったので、ブログにするためにここの名前を調べていたんですが…大量にあるストーンサークルのうち、こちらは割とマイナーな方みたいで名前を見つけるのが意外と大変でした!
(最終的には写真を沢山見て、背景の山で特定。)
なぜここを選んだのか今度義理父に聞いてみたいw

でも後ろの石山?やススキ?や野花とのコントラストも綺麗で、オススメです。

ちなみに他のストーンサークルだと、多分一番ポピュラーなのがBoscawen-Un、次点でThe Marry Maidensだと思われます。

 

列車の時間が迫っていたので観光はここまで。
最後の腹ごしらえは、駅の近くで追い打ちのシーフード!


カニサンド。

自分でサンドしてマヨやレモン汁で味付けしていただきます。
凄―くシンプルですが、これまた美味しかった!

 たまたまラッキーだったのかもですが、コーンウォールは意外と食べ物が美味しかったのが嬉しい誤算。←田舎(しかもイギリス)だからって全然期待してなかった。


ゆっくりまったり自然に囲まれるコーンウォールの旅、普段都市に行くことが多い私達にはとても新鮮でした。

実は夫婦揃って免許がないので、車無しでは少し厳しいこの街はしばらく旅行の候補から外れますが、いつかまたのーんびりしたい時に行けたらいいなと思います。

 

だらだらと続いたコーンウォール旅行記、完結!
ここまで読んで下さった方ありがとうございました。