インドア派のロンドン滞在記

インドア派ののんびりロンドンライフ。せっかくのロンドン、もっと観光したいけどモチベが…って事でブログを書いてみる作戦に出た模様です。主に観光・旅行・レストラン・カフェ・スイーツ・料理・日々の生活…と時々猫が登場します。

冬の風物詩、モルドワイン(Mulled Wine)

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土曜日。

夫とブランチを食べた後、食料品店へ向かいます。

「ワイン買う?」「いいね、あ、モルドワイン作る?」「!!°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°」と盛り上がり、
作りましたよ、今冬初のモルドワイン。

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アメリカに居た時も夫の影響で冬場毎年飲んでいたので北アメリカのものだと勝手に思っていたら、イギリスのものなんですね。
確かに夫に会う前は知らなかったな~。他の人の家で飲んだのもそういえば全員カナダ人だ。

さらに Mulled wine - Wikipedia とか読んでいると、イギリスのモルドワインより、ドイツ語圏のクリスマスマーケットやフランスの一部で飲まれるグリューワインの方が古いみたい?(1420年にグリューワイン用のマグがあったことを示す資料があるとか。)


去年ウィーンのクリスマスマーケットで飲んだあったかいワインも、そういえばこの系譜でした。

 

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ウィーンのクリスマスマーケットの様子

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ワインのスタンドの前。こんなかわいいマグで出てきました。マグを返せば返金されますが、ハネムーンだったので持って帰ってきて今も家にあります(^^)/

 

まあ美味しいし作り方単純だし、一度知ればどんどん広まりますよね。
ホットワインは正義!!

 

 せっかくなのでうちの適当レシピを公開。フルーティー派です。

 

材料:
・ 赤ワイン 750ml(安いものでOK。今回はシラーを使いました。)
・ オレンジ 1個~2個 (1個は必須。他の果物とバランスを見て増やします。)
・ りんご 小さめ1個 (お好みで)
・ クランベリー 一つかみ (お好みで)
・ シナモンスティック 1~2本 (必須)
・ クローブ 10~20個位 (必須。量は気分で適当です。)
・ はちみつ、砂糖など 適量 (砂糖なしのモールドワインはとにかく苦いです。「なんか渋い?」もまだ甘味が足りない証拠。カロリーの事は置いといて、入れましょう、砂糖!甘過ぎてもつらいので、少ないかな?って量から味見しつつの調整必須。)

他にスターアニスやカルダモン、ナツメグなど入れても。

 

作り方:

1 ワインを鍋に空け、弱火にかける。
2 オレンジを洗って、クローブを刺す(上の写真参照。刺さなくてもいいけどクローブが散らばらなくて楽&オレンジの皮成分が出やすい気がする)
       そのまま刺そうと思えば刺せますが、細めのお箸などを使って最初にぶすぶす穴を空けてからクローブをはめていくとスムーズです。オレンジはこの後横半分に切るので、中心部に包丁を入れられる隙間を空けておきましょう。(最初に切らないのは、クローブを刺しにくくなる為)
3 終わったらオレンジを半分に切り、鍋に投入。(果肉部分は絞っても。)
4 その他のフルーツ、シナモンも鍋に投入。
5 鍋が温まったら、はちみつや砂糖を加えます。味をこまめに見て調整。
6 沸騰させないようにコトコト20分くらい煮込んで、出来上がり☆

 

クランベリーを入れたレシピは殆ど見ないのであまり一般的ではないのだと思いますが、私はモールドワインに入ったクランベリーが大好きなので多めに入れます(今回のは多分2掴み位笑)。
機会があったら是非試してみて下さい。(^^)/

 

お酒に弱い人はオレンジジュースで薄めたり、逆に強い人はブランデーやラムなど加えるといいみたいですよ。
うちの夫はすぐブランデー加えようとしますが私はあまり強くないので「自分のマグに入れてね」と断固阻止です。笑