イギリスの市販風邪薬
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明けましておめでとうございます。2017年!
海外に居ると元号や干支などが分からなくなり、日本帰国時に多少困るという在外日本人あるある、毎年発動しています。
2017年は平成29年、酉年🐓でございます。←自分の為に笑
去年の末はクリスマス前に夫の実家があるトロントに帰省して、31日の朝ロンドンに帰ってきました。
2歳半になる可愛い甥っ子にも久々に会えたし雪も見られたしで楽しかったのですが、この子の引いていた風邪を見事に貰ってしまい…。
新年を風邪対策からスタートするという少し出鼻を挫かれた形となりました。
アメリカに住んでいた時は風邪にはDay&NyQuil、頭痛にはAdvil、アレルギー性鼻炎には日本で調達するコンタック、が定番だった私達夫婦。
イギリスに来て1年ですがまだ現地の薬を買う機会があまりなく、今回風邪薬を選ぶのに少し苦戦しました。
同じようにお悩みの方の補助情報になればと今回私達が試した薬を紹介したいと思います。
Bootsでこの2つをゲット。
今回の風邪は熱は特になく(初めに少し微熱で怠かった位)、鼻水→収まったと思ったらずっと咳と痰が続くという厄介なタイプ。喉痛いし。寝にくいし。
私はもう治りかけなので咳用の薬だけでいいかなと思ったのですが、夫にもちょっと症状が出てきたので総合薬も買っておきました。
熱から喉の痛みまで対応する総合薬。中にはこんなパウチで入っています。
LEMSIPはお湯を注いでホットドリンクにして飲む風邪薬です。かなり定番なようで沢山置いてありました。
カプセル型も並んでいましたが、名前からしてドリンク!な感じなので今回はこちらで。
お湯を注ぐと冒頭の写真のようになります。
お味はまあ…粉っぽく「薬だな」って感じだけど普通にほかほか飲めて好きです。
「はちみつとか砂糖入れて飲んでもいいよ!」って但し書きがありました。
1袋あたりの有効成分:
Paracetamol(アセトアミノフェン) 650mg – 頭痛・のどの痛み・熱・体の痛みに
Phenylephrine hydrochloride(フェニレフリン塩酸塩) 10mg – 鼻詰まりに
…アセトアミノフェン650mgって!!!すごくないですか。
今ウィキ読んでたらアメリカでは325mg以上含有する医薬品は中止するよう勧告が出ているようです。肝障害のリスクがあるらしい。
まあ用法容量を守って濫用しなければ大丈夫だとは思いますが、お気を付けを。
実はこの隣にMAXと名の付いた上位バージョンがあったのですが、そちらは1000mg配合です。咳にも効くバージョンがあって欲しかったんですが、そちらも1000mgだったので咳用は別に調達する事に。
(アメリカの薬は無駄に強いイメージあったけどイギリスさん負けてない、ぱねぇっす…)
こちらが同じ棚に置いてあったBootsブランドの咳シロップ。
一回量10ml中の有効成分:
Guaifenesin(グアイフェネシン) 200mg
他にもシロップあったんですが、アルコールが入っているのが気に入らなくて、唯一入っていなかったこちらを選んでみました。
有効成分もシンプルで、他の薬と併用しやすいです。
中身は無色透明で、お味は…変に甘くて不味い。(まあ薬だしね…)(追記:改めて飲んだら普通に美味しかったです。)
まだ咳は出ますが痰が薄まった感じでちょっと楽になりました。
他にも、喉の痛み&咳にはStrepsilsというタブレット型の薬も人気があるみたいです。
ただ前回のど飴を探していた時薬剤師さんに別ブランドの似た物を勧められ、舌が痺れる(麻痺させる成分が入っている)のが気持ち悪かったので避けました。
ただ上のLEMSIPの隣に大量に並んでいたし、私達が悩んでいる横で買っていった人も見たので気になっています。今度試してみよう。
ちなみに今回咳用の薬を選んでいた時、”Chesty cough” と“Dry cough”と薬が分かれていてちょっと戸惑いましたが、
Chesty coughは痰が絡む咳
Dry cough は痰は出ず、喉元がちょっと痒くなったりする咳の事を言うようです。
BenylinやDay/Night Nurseのシロップもオススメ情報で見ましたが、今日行ったBootsにはなかったのでまた次の機会に。
皆さんも風邪にはお気をつけて!
番外編:
以前夫が近所のTESCOで買ってきた風邪薬。
これ飲むと効いてるかよく分からない上、飲んですぐ気持ち悪くなります…
成分は同じなのになぜ…
これと似た謳い文句の別ブランドのもダメでした。
喉や胃にぶわーっと広がる感じがダメなのかな、と思い今回アルコール入りのシロップを避けた次第です。